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卒業アルバム


きのうは卒業後37年ぶりに、大学の卒業アルバム授与式なるイベントがありました。
在学中友人が撮りためた写真をアルバムにし、パソコンでも見られるように、CD付き。
そもそも写真は白黒でもちろんデジタルじゃないから、
それをパソコンに取り込んで、選んでレイアウトして、
という大変な作業の上に出来上がったもの。
さて、一眼レフカメラをいつも持っていたMちゃんの写真もうまいのはもちろんだけど、
それを上回る被写体のよさ。なんちゃって。
若いってすごい。表情に力がある。ずっと見てても飽きない。

思えば当時の多摩美は鑓水に移転して2年目。
山の中。近くには喫茶店もなければ居酒屋なんてものもない。
あるのは正門前にたまやという食品店が一軒だけ。
バスは30分に一本。それも午後7時半が最終。
一旦登校したら帰るまで、プレハブのアトリエの中に
染織科40人あまり、その内染めコース17人という少人数の仲間が
まるで閉じ込められたように過ごすわけだから、
親しくならないわけがない。
誰が好きで誰が嫌いなんて言ってられない、
よいところも悪いところも全部含めて
その人を丸ごと包むような認め方、つきあい方、愛し方をここで学んだ。
だから、私たちはまるで家族か親戚のよう。
それでも若かったから、いろんなことがあったけど、もう誰も恨んだりしてないしね。
月日が経って残念なことにもう会えない友も4人いる。
その人たちのこともみんなで思い出した。

こういうふうにみんなで会うのも、5、6年ぶりかな。
それなのに、乾杯も、言わなきゃ思い出さないし、
そういえばクラス会なのに、ひとりずつ近況報告なんてシーンもなかった。
そんなの全然忘れて、ただしゃべってしゃべって大笑い。
あの頃も楽しかったけど、きのうも楽しかったー。
いやー、いい一日でした。
 
2013.03.10 Sunday|-|by アトリエ木里


ゲド戦記、川端健夫さん

 いかん、というか、まずい、というか。
また読み始めてしまった、ゲド戦記。
このいかにも男の子向けの日本語のタイトルがいやで、全然読まなかったのに、
ふと古本屋で見つけてから、とりこになった。読み始めると、やはり4巻まではぶっ通して読んでしまうのです。
まず、地図がある。アースシーという架空の世界。そこには、これでもかというほどの
名前のついた島々が描かれている。その島々がぜんぶお話の中に出て来ます。
だから、一度読んだあと、地図を見ているだけでも、いろいろな場面を思い出せて楽しい。
ル・グウィンの文章の力に加えて、清水真砂子さんの訳文もまたすごい。
独特の暗さがあって、あの世界を表現するにふさわしい、素晴らしい文体だと思います。
ぐいぐい引き込まれてしまいます。
木里の猫展の絵本の中に、ティールグリーン種村さんがそっと忍び込ませた、ル・グウィンのキャットウィングズの原書も読んでみたい、と買いましたが、ゲド読み始めてしまったから、それが終わらないとね。

さてアトリエ木里はしばらく展示がお休み。
4月7日は1日パン屋ですが、
次の展示は4月24日から
川端健夫さんの木工作品展です。
奥様のミアさんの、極上の焼き菓子なども、共に販売します。

川端さんは滋賀在住。校舎を使って工房、ギャラリー、パティスリー、カフェなどをなさっていて、陸前高田の復興支援にも取り組んでいらっしゃる、素敵な方です。

川端さんは、恵比寿のソラノハコで、今日から13日まで展示しています。



2013.03.06 Wednesday|-|by アトリエ木里


西嶺町の梅と鵜の木のカフェ




この辺りに来ると梅がふわーっと匂い、さあ、もうすぐ暖かくなりますよ、と教えてくれるようです。
今日は思いのほかパンが早く売れてしまったので、スロウパンのさやかちゃんと一緒に、西嶺町の梅を観て、それから観蔵院のお庭を拝見し、鵜の木の松山に登り、玉堤通りにくだって、前から行きたかったhasu no hana cafeに行って来ました。
2階まで吹き抜けの空間に不思議な形のツリーハウスのような箱が浮かんでいて、空間を利用した展示の出来る、珈琲の飲めるギャラリーなのです。その珈琲の香りよく美味しいこと。
今度はひとりで、ちょっとさぼりに行きたいところ。

その前に立ち寄った観蔵院は、梅の木のほかにキンモクセイの大木、たくさんのクチナシの灌木がありました。香りのよい花木ばかり。静かないいお庭でした。
寒かったけど、楽しい一日でした。

2013.03.03 Sunday|-|by アトリエ木里


猫展こもごも。長文でごめんなさい。

 

 

おかげさまでアトリエ木里の猫展無事終了しました。
梅は咲いても冷たい風が吹く日に、遠いところからお越し頂いた方々、またお買い上げ下さったみなさま、
ほんとうにありがとうございました。
思い出せば、もともと猫展をしようと思い立ったのは、
神楽坂アユミギャラリーで、村上多恵子さんのネコの絵を見た時からでした。
あ、ネコの好きな人ならではの絵だな、と思ったのです。
絵本で見るような可愛いネコでなく、ちょっと憎たらしかったり、ニヒルだったり。
ちょっとでもネコとふれあったことのある人だったら、
そうそう、ネコってこうよねー、と思うような絵でした。
それでその場で村上さんに、木里で展覧会やりましょう、というと、
2月22日が猫の日だから、それに合わせて、グループ展なら出来そうです、というお話でした。
それでネコ作家探しが始まりました。
まず友人の陶人形作家の高橋安子さんの紹介で、陶芸の橋本薫さんにお願いしました。
それから、姪の鈴木亜友美が、ドールハウスを作っているのを見ていたので
ネコのいる風景を作って展示したら、と、提案しました。
アトリエ木里のメインルームだけを使ってまあ三人展でもいいかな、と思っていた時に、
急に村上さんのご都合が悪くなって、お断りのメールが来ました。
どうしよう、橋本さんと姪にはお願いしたのに。橋本さんの大きな陶製のネコと、
姪の虫メガネで見るような世界との間をどうやって取り持とう、
やはりあとせめて2人はいないとなあ.と思っていたところ、
友人が旅行先で見つけた、ほかのギャラリーの猫展のDMを持って来てくれました。
そのDMの中の作家さんのお名前から、ネット検索し、アドレスが分かった方に、
思い切ってメールいたしました。
その中で、すぐに快諾頂けたのが、山口マオさん。
私はそのビッグネームも知らずに、作品を画像検索させて頂き、
この方の絵なら、木里の壁に掛けてみたい、たくさんのお客さまに見て頂きたい、と思い、
何のためらいもなくメールしたのです。
そして、いくつかのメールのやり取りをするうちに、
山口さんから、造形作家稲田敦さんと、メゾチントの佐藤恵美さんを紹介して頂きました。
私はもう一方の手で、そのDMにお名前のあったジュエリー作家の吉田りえさんにもメールし、
吉田さんにもいいお返事を頂きました。
それで、西八王子の吉田さんのアトリエをたずね、(ほんとうに素敵なアトリエでした!)お話をするうちに、
今井俊さんと親交があることを伺い、吉田さん経由で今井さんにもお願いすることが出来ました。
吉田さんのネコジュエリーは今井俊さんのネコの絵をモチーフにしているのです。
面白いことに、右手で探した山口マオさんと、
もう一方の手で探した今井俊さんがとても親しかったり、
また橋本薫さんと稲田敦さんが、ほかのグループ展でご一緒に展示されていたり、
ネコ作家のネットワークは不思議に繋がりました。
さてこうなると、私の欲が出て来ました。
『こねこのピッチ』や『たんげくん』などの、ネコの絵本もあったらいい。
ところが本の仕入れ方が分かりません。
ネット検索で調べたけど、どうやっても難しそう。
そうだ、絵本屋ティールグリーンさんなら、いい絵本ばかりを扱っている。
あの種村さんにお願いしたら、センターテーブルを選りすぐりの猫の絵本で埋め尽くすことが出来る。
絵本が揃っていたら、ほんとうに猫展らしくなるし、絵本のある猫展も珍しいだろうな。
私は秋も深まる頃、千鳥町のティールグリーンをたずね、思い切ってそのお話をしました。
すると種村さんも快く承諾して下さいました。
嬉しいことに、ティールグリーンさんにDMを置かせて頂くと、
今までもほんとうにたくさんのお客さまが来て下さるのです。
これも、種村さんが丁寧にアトリエ木里を紹介して下さっているんだな、と感謝です。
前回の展示、高田玩具『あそぼーよ』の、高田栄一さんにもお願いして納めて頂いた、
ゼンマイ仕掛けの招き猫も、木里のテーブルの芳名帳の脇で、多くのお客さまに喜んで頂きました。
姉の丸山亜美は、フェルト作品を作ったり織物をしたり、針仕事をしたり、
何でもきわめてしまう、ある意味大変凝り性です。
その姉が、お菓子を作ることにも長けているので、
アトリエ木里のおもてなしのお菓子をいつも焼いてもらっています。
今回は猫展だから、ネコ型クッキーにして、と、無茶なお願いをすると、
みごとココア生地をうまく取り混ぜて、なかなかいい感じのネコクッキーを作ってくれました。
可愛いだけでなく美味しいと、それもたいへん好評でした。
最初にお話しした村上多恵子さんは、間山周子さんと、
『わが街かわら版』という、朝日新聞に折り込みの地域情報紙の編集をしていらっしゃって
アトリエ木里のオープニングの際に、大きく取り上げて下さったことがあります。
それで、木里の猫展の広告もお願いしました。
おかげさまで会期中、多くのお客さまが、わが街かわら版を見たからとおっしゃって来て下さいました。
長々と書きましたが、こうして猫展を行なうことが出来ました。
最初の挫折の時に、なぜ猫展を中止しようと考えなかったのか自分でも不思議です。
村上さんと間山さんがハードルを越えて強いギャラリーになれ、と、
応援してくれているのを感じたからかもしれません。
親睦会と、会期中の在廊、最後の片付けの際にと、作家さんたちとも親しくさせて頂きました。
皆さんビッグネームにも関わらず、気さくで優しい方ばかりで、私はまことに幸せでした。
今回も、実は無理にお願いしたのに、申し訳ない結果という面もありました。
作家のみなさま、ごめんなさい。そしてありがとうございました。
アトリエ木里はまだまだひよっこのギャラリーです。
たくさんお客さまに見て頂きたいのですが、まだまだヒマーな時間があります。
少しずつ力をつけていって、来年の猫展は毎日満員にしたい。
ネコの日2月22日は、来年もアトリエ木里で猫展(あるいは猫まつり!)が出来るよう、
頑張りたいと思います。
来年は最初にきっかけとなった素晴らしい猫の絵もぜひ展示したいです。
村上さん、よろしくね。
2013.03.01 Friday|-|by アトリエ木里


明日は猫展いよいよ最終日・3月3日はスロウパンの一日パン屋。

 明日はいよいよ猫展最終日。アトリエ木里が思いっきり力を入れて企画した展覧会も、8日間はあっという間でした。
明日は稲田敦さん以外の作家さんは、皆さん在廊します。
猫展まだみてない、という方は明日ぜひどうぞ。作家さんに会えるお得な一日です。

それから、3月3日はまたスロウパンの天然酵母パンの日。11時から、売り切れ次第閉店です。
ほかに、手作り石けんと、間に合えば、熊本の竹箸も販売します。これもとても使いやすい手作りのもの。お魚を食べる時はこれが一番。もちろん麺類の時もです。
2013.02.27 Wednesday|-|by アトリエ木里


絵本の中の猫たち

 

絵本の店ティールグリーンからやって来た猫たち。
アトリエ木里のセンターテーブルは猫の絵本でいっぱいです。可愛い絵本や、ちょっと大人っぽい絵本、外国の猫たち、のら猫のレポートのような本、キャッツの原作の本、絵本というより、画集のような本。お客さまが途切れたとき、じっくり腰を下ろして、絵本を読みふけるのも、この猫展の楽しみのひとつです。
2013.02.26 Tuesday|-|by アトリエ木里


木里の猫展はとてもにぎやか。

 嬉しいことに、猫展は大いそがし。金、土、日は、おかげさまでほとんどお客さまが途切れることなく、木里の猫たちも大喜びでした。
私が忙しくしていて写真を撮る暇もなく、会場内の様子をお知らせできなくて、申し訳なく思っていたところ、今日、参加の作家さんたちのブログを見て、私よりもずっと写真もお上手に猫展の様子を伝えて下さっていることが分かりました。
なので、今日はその方々のブログを紹介させて頂きます。
佐藤恵美さん 
 
吉田りえさん 

橋本薫さん  

鈴木亜友美さん

それから、猫展に猫の絵本で参加して下さっている、武蔵新田のティールグリーンさんもアトリエ木里にリンクして下さいました。ここは私の大好きな絵本屋さん。ほんとうに素晴らしい絵本ばかりを揃えてあります。今回は猫の絵本を探して下さいました。アトリエ木里のセンターテーブルの上は楽しい猫の絵本でいっぱいです。ティールグリーンの猫たちが、揃ってアトリエ木里に来ているのです。猫の絵本をお探しの方は、この期間、ぜひアトリエ木里にきてください。

ティールグリーン
2013.02.24 Sunday|-|by アトリエ木里


アトリエ木里に集まった猫たち

   
   
上段左から山口マオさん、今井俊さん、吉田りえさん、稲田敦さん
下段左、佐藤恵美さん、右、橋本薫さん
鈴木亜友美さんのミニチュア猫ちゃんは、
ああ、ピントがいまいち、小さくて写真が難しい。
明日再挑戦してみます。

まあ、これはほんの一例。数えてみようかと思うほど、アトリエ木里は猫だらけです。


2013.02.22 Friday|-|by アトリエ木里


猫展はこんな感じ

 今日から始まりました。木里の猫展。

盛りだくさんで楽しい展示です。明日も写真を追加します。
明日は大田ケーブルテレビの取材が入ります。
ネコだらけのアトリエ木里。いつもとちょっと違います。
2013.02.22 Friday|-|by アトリエ木里


猫展

 あしたからアトリエ木里は猫展。
きょうは午前中につぎつぎ作品が届き、1時から展示、飾り付けしました。
ほんとうにさまざまに表現された作品が並び、楽しく充実の展示です。
今までなかなかアトリエ木里にいらっしゃれなかった方も、今回はぜひどうぞ。
アトリエ木里一押しの企画展です。
グッズもさまざまあります。
2013.02.21 Thursday|-|by アトリエ木里



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