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秋のかたち 秋の音色は今日明日で終了します。

間に一日お休みをとっての9日間。

早いものでもう余すところ2日です。

アトリエ木里でこんな絵画(油絵)の展示をすることは滅多にありません。

ホンモノの油絵。と言うとなんかギャラリーのくせにシロウトっぽくてすみませんが、

本当に油絵というのは良いものだとあらためて思いました。

絵の具の量が多い、と言うとまた変な良い方ですが、油絵独特の重ねたり引っ掻いたり、

と言う積み重ねが色にもかたちにも深みを与えるのでしょうね。

是非アトリエ木里でご覧下さい。

油絵で描く假屋淳子さんの世界を。

もちろん、水彩も軽やかで素敵です。

今回のDMに使わせて頂いた、「高音部の調律」という絵に関しては、

三つのかたちのものが展示されています。

調律師がグランドピアノを調律しているところをデッサンしたものをもとに、

水彩、油彩と描き、それぞれの味わいをご覧頂けるようになっています。

ぜひ、アトリエ木里でご覧下さい。

 

私はこの絵が大好き。

先日お見えになったピアニストのお客さまが、

演奏家ばかりでなく、調律師に注目することがすばらしい、と

おっしゃっていましたが、

この絵からは演奏会前の誰もいないホールでひとりもくもくと

調律という演奏会に欠かせない仕事をしているひとの後ろ姿からにじみ出る

真剣な表情が感じられて

緊張感のある高音を連打する音ががらんとした空間に響き渡るのが

聞こえて来るようですね。

 

今日明日の2日間、11:00〜18:00アトリエ木里でご覧になれます。

ぜひぜひお出かけ下さい。

 

 

 

 

 

2018.10.27 Saturday|-|by アトリエ木里


秋のかたち秋の音色

假屋淳子さんの作品、すっごくいいです。音楽が聞こえて来ます。

昨年の今ごろ行なった展示、奏でる絵の時に出して頂きたかった、と思うのです。

まさに奏でる絵。

 

ベンシャーン描くところのマイルスデビスのジャケットのポスターを借景に

ベーシストを描く!

ジャズが、ジャズのサウンドがッ聞こえて来ます!

こんなおしゃれな風景画も描かれます。

他にも沢山いい絵があります。

通りがかりに是非お立ち寄り下さい。

 

酒井泉さんの陶器もまた素敵です。

独特の押さえた色合いで、シックな秋のうつわです。

こちらも是非ご覧下さい。

 

 

月火、木金は午後1時から8時までです。

お間違えのないようによろしくお願いいたします。

また手のひら廚人の無農薬無肥料のお野菜もおいしい木里の日に引き続き販売しています。。

 

2018.10.22 Monday|-|by アトリエ木里


搬入終わりました。いよいよ明日から秋のかたち 秋の音色

秋のかたち 秋の音色 假屋淳子+酒井泉 二人展は明日10/20〜28です。

今日午後からの搬入作業を終え、いつもと少し違ったレイアウトで飾り付けをしました。

あらためて、このお二人の作品はよく似合うなあと。

アトリエ木里が絵が沢山飾ってあるすてきな家のようになりました。

壁に絵を飾る習慣は日本人にはまだあまりなじみがないようですが、

絵を飾ると壁が微笑むようで、家全体が本当にゆたかな感じになります。

是非絵を観に来て下さいね。

うつわは、酒井泉さんが、本当に沢山持って来て下さいました。

酒井泉ワールド全開です。いろいろな方向があり、唐津などの酒井さんの作品としては珍しいものや

以前展示して頂いたものがさらにグレードアップしたものなど、本当にわくわくしてしまいます。

花も酒井さんが自宅から摘んでらした、ほととぎす、水引など、清楚な秋らしい花を

ご自身でいい感じに活けて、文字通り展示に花を添えて下さいました。

こちらも楽しんで頂けると思います。

 

しかも明日はお抹茶でおもてなし致します。

上手に立てられるようガンバります。

 

 

 

 

 

 

 

2018.10.20 Saturday|-|by アトリエ木里


この秋から展示の時間が変わります。

次の展示『秋のかたち 秋の音色』から、平日の展示の時間が変わります。

殆どお客さまが見えない平日の午前中がなくなり、

平日は午後1時から午後8時までです。

これにより、お仕事帰りにも来店し易くなるのではないでしょうか。

また会期中のお休みは、今回は25日(水曜日)とさせて頂きます。

いつも午前中に来てくださった方には申し訳ないですが、土日は今まで通りの11時〜18時です。

どうぞご理解のほど、お願いいたします。

 

さて秋の展示の一番目は、陶芸家酒井泉さんと 画家の假屋淳子さんの二人展です。

来週の土曜日からです。

DM用に送っていただいた写真で未使用のものがありますので、

まずはそれをご紹介致します。

 

假屋淳子さんの 『セカンドバイオリン』

 

酒井泉さんの小皿。金彩は純金を使用されています。

 

 

今日辺りから涼しくなって来たので、会期中は秋たけなわという感じになるでしょうね。

アトリエ木里が秋の色に染まるのが楽しみです。

皆様のご来店を心よりお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

2018.10.13 Saturday|-|by アトリエ木里


秋のかたち 秋の音色

 

10月の展示『秋のかたち 秋の音色』は假屋淳子さんの絵と酒井泉さんのうつわです。

DMも出来て、知り合いのギャラリーや、あちこち置いて下さるところにお送りして

もう手もとにある方もいらっしゃるかと思います。

 

假屋淳子さんの絵は、人生を重ねた人の心に響くような趣があって、

しかも私の好きな音楽をテーマにしたものが多く、

大好きな絵描きさんの一人です。

以前ご近所のアトリエひらりさんで假屋さんの絵を拝見し、

いつかこんな絵描きさんの絵を展示してみたいな、と思っていたところ、

奇しくも陶芸家の酒井泉さんとは仲のよい友人同士ということが分かりました。

 

酒井泉さんはアトリエ木里では何回か展示に参加して下さった、

おなじみの陶芸家ですね。

昨年アトリエ木里での小皿豆皿展の際、

假屋さんがアトリエ木里に酒井さんを尋ねて来て下さり、本当に驚きました。

假屋さんの絵の雰囲気から、もう少し年配の方かと思っていましたら、

何とも若々しく生き生きとした表情のすてきな方でした。

そこで、今回の展示の話が出て、ついに実現することになりました。

假屋さんの絵と、酒井さんのうつわが美しく響きあって、

秋の展示にふさわしい二人展になると確信しています。

 

 

 

 

 

2018.10.02 Tuesday|-|by アトリエ木里


現代版金継ぎワークショップを終えて

9月1日と8日は、現代版金継ぎワークショップでした。

私を含めて午前午後8名が参加し、良い時間を共有することが出来て、

アトリエ木里のワークショップはいいなあ、と思いました。

 

ワークショップは、技法を学んで作品や、自分の出来ることが増えるのが嬉しいのですが、

それ以上に、無心になれる良い時間を持てる、という面があると思います。

日常の仕事や家事や育児をいっとき忘れて、手を動かし集中する時間。

自分のためだけの時間。これは老若男女全ての人間にとって大切な時間ですよね。

何かを専門家に習う、ということが嫌いでないひとなら、

手先のことは苦手、とか絵心がないから、と言うのは全く関係ないと思います。

なぜなら、講師はそう思いこんでいる方でも充分楽しめることを用意されてるからです。

 

三重野景子先生は、本当にそれぞれのうつわに合った直し方を丁寧に教えて下さり、

金継ぎの奥深さも垣間みることが出来ました。

私は、前回藤が丘のモノショップギャラリーでのワークショップに参加したので、

今回はリピーターとして参加しました。

2回目と言うこともあって、ちょっと前回より難しいうつわ直しに挑戦しました。

ひとつは高田焼(こうだやき)の大きな花瓶。

これは子どもの頃落として縁を欠いてしまい、

叱られたわけではないけど、母が大切にしたものを壊したことが

ずっと澱のように心にあって、いつか直しに出したいと思っていたものでした。

欠けが大きくて直せるか心配だったけど、

ゆっくり固まるパテを使うことを教わって、何とか直せました。

古いものなので、直した部分も古い感じを出すために、

金粉を入れた新うるしに黒漆を少し混ぜて塗り、

完全に乾いたあとで2000番のサンドペーパーを掛けることが宿題となっています。

 

それともうひとつは、買ってすぐに落として、繊細な透かし彫りの入った蓋のつまみと

注ぎ口を欠いてしまった急須。

蓋のつまみは新しくパテで作り、丸く磨いて、

注ぎ口は水を入れて注いでみながら作りました。

そして、金粉と銀粉を混ぜ、シャンパンゴールドにして渋い感じに仕上げました。

もちろん、オリジナルの美しさとは全然違いますが、何だか楽しい急須になりました。

先生は褒め上手。私も調子に乗って、転職を考えたりしました(笑)

 

うつわを直してもうひとつ分かったことは、

元の作品のそれぞれが全然違うと言うこと。

作家さんの手によって、飲み口のカーブ、ヘリの処理などに個性があって、

元の形と同じように作ろうとすることによって、

作品の特徴や、ひいては作家さんの思いなどまでを理解することが出来るのでは、

とも思いました。

今回の参加者の中にリピートしたい方もいらっしゃるので、

次回は来年春に、と考えています。

また、使用した材料や道具は東急ハンズなどで簡単に揃えることが出来、

それほど高価でもないので、忘れないうちに家で復習しておけば

また壊れた時にもご自分で直せるようになります。

 

 

 

 

2018.09.09 Sunday|-|by アトリエ木里


スケジュール欄を更新しました。

秋冬の日程が決まりました。

 

金継ぎワークショップは午後2時からの回はまだ1名余裕があります。

どうぞお気軽にお申し込み下さい。2回で9000円、三つのうつわが直せます。

2018.08.14 Tuesday|-|by アトリエ木里


金継ぎワークショップ、午後の部はあと2名

おかげさまで午前の部は満席となり、午後の部もあと2名です。

どうしようかな、と思われている方は、思い切ってお申し込み下さい。

楽しくて、技術が身に付き、しかもますます愛着のうつわとなり手もとに戻る、

有意義なワークショップです。

 

2018.07.30 Monday|-|by アトリエ木里


谷川俊太郎の絵本

 

子どもたちが小さかった頃、大好きだった本『あな』は谷川俊太郎・作、和田誠・絵だった。

主人公ひろしは穴を掘り始め、穴を掘る行為に関心を持つ、父、母、妹、友達が入れ替わり立ち替わりやって来て声をかける。

それぞれへのひろしの対応が面白くて、

わかるなあ、と幼い子どもたちも心をつかまれたのだと思う。

そして穴を掘ると言う行為、自分も一度やってみたい、と思ったのではないだろうか。

穴の中でいもむしに出会ったこと、そしてあなから見上げた空を蝶が横切って行ったこと、

いずれも忘れられない瞬間であって、そのときにひろしの心はうごく。

ひろしが穴を掘ることを思いついたように、

我が家の息子たちは自発的に何をしたのだろうか。

その時に母親は父親は、どんな声を掛けたのか。

子の人生を邪魔せず、ふーん、というくらいで側にいる。

そういう親であっただろうか。

などといろいろ考えさせらる絵本だった。

 

谷川俊太郎・詩、岡本よしろう・絵の絵本「生きる」は、先日ティールグリーンでの原画展で

原画のひとつに胸がざわざわしたので買った絵本だ。

その絵はおじいさんが、誕生祝いをしてくれる孫たちの家に出かける場面。

玄関での少しおぼつかない足もとや,お年寄りの家らしい設えが逆光で描かれていて、

生きるということ/いま生きているということ

と言う一節に深い意味を与えていた。

私事だが、晩年の父を思い出さずにはいられなかったのだ。

「生きる」という抽象的な言葉の詩が具体的な多くの物語を含む絵本になっていて、

しかもより深く詩を感じることが出来る仕掛けが沢山あって、何度読み返しても飽きない。

繰り返し読み,またみんなに勧めたくなる絵本だ。

 

この詩は合唱曲としても作曲され、それも三善晃版と新実徳英版がある。

(このふたりが師弟関係であったことも興味深い)

そして、朗読のサークルが舞台となっているドラマ「この声をきみに」の中でも、この詩が朗読された。

詩というのは寛容で懐が深く、まるで音楽や絵になったり、朗読されるのを待っているようだ。
 

「かないくん」もいつだったか、ティールグリーンで立ち読みで涙がこぼれ、手に入れた本。

谷川俊太郎の詩や文にはいつもいのちのことが書いてある。

だから読むものの心を動かし、読むものの心に暖かいものが満ちて、ずっと側においておきたい本になるのだろう。

小さな火が灯されているように、満たされた心で居られることは幸せだ。

いつもそういう本で溢れているティ—ルグリーンさんには本当に感謝している。

 

アトリエ木里も、心が満ちて幸せになるような展示やワークショップをしていきたい。

帰り道に展示やお喋りしたことを思い出して、ついにっこりしてしまうような、

そういう場所になりたいと心から思う。

 

2018.07.27 Friday|-|by アトリエ木里


7月も半ばに。

「きのうつわとおかし」が終わってから、いろいろ忙しいことがあって、

ようやくパソコンをひろげてブログを書こうかと。

長い長い展示のお休みに入って申し訳ないのですが、

アトリエ木里次のイベントは、現代版金継ぎワークショップです。

 

三重野景子先生のこのワークショップに参加したのが6月だったかしら。

田園都市線藤が丘の、モノショップギャラリーという、とてもすてきな場所での開催でした。

私はずっと金継ぎに興味が合って、参加してみたい、アトリエ木里でもいい先生が見つかったら

是非ワークショップをしてみたい、と思っていました。

 

勇気を出して藤が丘のギャラリーへ申し込み、実は藤が丘は案外行き易いところだったのですが、

参加して良かった!と思えるような楽しいワークショップでした。

先生がそれぞれのうつわに合った直し方を丁寧に教えて下さり、和気あいあいと真剣な中にも

笑い声も起こるような楽しいワークショップでした。

リサイクルショップでたった600円で買ったけど、とても気に入っていたスープ皿を

私は何ヶ月か前に壊してしまい、諦めて不燃ゴミ回収の日を待つ場所に保管していました。

そして、ワークショップ開催日が不燃ゴミ回収日の前日くらいだったので、

件のスープ皿を救い出し、他の作家ものの湯のみ、蕎麦猪口と共に持って行きました。

湯のみや蕎麦猪口は欠けだったので、わりと簡単に直すことが出来ましたが、

スープ皿は割れたかけらが2つ、そしてよく見るとヒビがずっと奥まで入っていました。

ヒビを先生が見つけた時は、無理かな、とも思いましたが、

そこは三重野先生の丁寧なご指導で、何とか直すことが出来ました。

出来上がったうつわは、なぜでしょう、ますます愛着のうつわになりました。

それで早速アトリエ木里でもワークショップをして下さるよう、お願いした次第です。

左のスープ皿、アヒルが三叉路からとことこやって来るような面白い絵になりました。

そのことに気づかせて下さった、モノショップギャラリーのオーナーの

イラストレーター、オザワミカさんにも感謝です。

 

今のところ、10時〜の会はまだ1名分の余裕があります。

またもっと沢山のお申し込みがあれば、13時〜17時の会も企画しています。

 

 

2018.07.11 Wednesday|-|by アトリエ木里



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