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めだかを飼う

久しぶりの長い休暇のような、ふしぎなコロナ対策の日々。

部屋を片付けたり、トースターを磨いたり、

紫蘇の芽をプランターに植え替えたり、

マスクをたくさん縫ったり。

(マスクはいろいろ改良を重ねてこれ、と言うのができたけど、

ネットや友人から聞き知っていた香港マスクの型紙を姪から入手して作ったら

これより優れたものはないと知り、ずいぶんいろいろ作ったりした。)

 

仕事の面ではアトリエ木里の今後の方針を出したり、日程の調整をしたり、

作家さんに連絡したり返事を待ったり。

久しく合わない人に手紙を書いたり。

 

家にいるとどんどん太るので、散歩も欠かせない。

家にある、昔友人宅から頂いた火鉢が水生植物を育てるののちょうどよくて

禊萩やら名前を忘れた植物があるのだけれど、

その鉢を数年放置したため、

緑色の藻や植物の根っこや、落ち葉で大変なことになっていたのを

『池の水全部抜きました』的な感じで掃除した。

落ち葉を掬いだし、植物の鉢を取り出し、根っこを切ってすっきりさせ、

火鉢の底の臭いヘドロを取り除いて中の植物の鉢を配置し直し、

きれいな水を入れて透明で鉢底の見える世界を作ったら

どうしてもめだかを入れたくなった。

前にも何度か飼っていたけど、知らないうちに絶滅。

そして、昨日、散歩がてら近くのペットショップで

めだか20匹と布袋葵をひとつ買ってきた。

さてどんなふうに小さな世界が出来上がっていくのか、

毎日洗濯物を干すたびに鉢を覗く楽しみができた。

今年は絶対に卵を見つけて増やしてみたい。

 

ペットショップの店主が身の上話をするとか、

花屋では、小学校が休校なので、朝顔などの種を播く植木鉢と土が品切れになって追加したとか、

普段ならあまり話さない店先でも

コロナで3蜜を避けているせいでの人恋しさからかよく喋った。

 

学齢の子どものいる家庭では

テレワークしながら、家で学校の授業とおなじに勉強をしなくてはならない子どもの質問に答えたり、

本当に大変だと思う。

医療や介護などの現場で足りない防護服をやりくりして今まで以上の激務に耐えている方々には

尊敬と感謝しかない。

早く収束して元の生活に戻りたいというけど、

コロナはそんなに甘くない。まだまだ続く中で

コロナが収束したあとは社会のシステムや生活のしかたも大きく変わると思う。

 

一方生活の面で考えると、このせいで何か今まで見えてなかったものが見えるとか、

新しい切り口で生活がちょっと楽しくなるとか、

女の人は(と括るのも変だが)柔軟にこの時代を生き抜いて行ける生活力みたいなものがあると思う。

政治も悪いけど、文句言ってるばかりでは面白くない。

感謝しようとテレビで言われるのも違和感がある。

必要だけど、指紋が無くなるほど過剰に消毒や除菌にうつつを抜かすのにも少し飽きてきた。

これが油断と言うものなのかもしれないけど適度にしないとストレスがひどい。

消毒や除菌、見えない敵に対する防御は、周りの人を全て疑うことに繋がりかねないから、

そこは節度を保たないと、と思う。

生きていくということは、何かしらの楽しみを見つけなくては成り立たない。

政治家の文脈が整っていないけど、それを論うのも虚しい気晴らしの一つ。

お笑いで免疫力アップと言っても、今の時代、少しは風刺が効いていないと笑えないよ。

 

 

 

 

 

 

2020.05.15 Friday|-|by アトリエ木里


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