kiri blog

秋のかたち秋の音色終了致しました。報告1

秋のかたち秋の音色が無事終了しました。

好天に恵まれ、毎日エアコン要らず、心地よい秋風がアトリエ木里を吹き抜けるような

会期でした。

假屋淳子さんの絵が壁面にあることがアトリエ木里を格調高く演出して、

音楽が鳴り響くような空間となりました。

ひとつひとつ丁寧に絵を観るということは、お客さまにとっても私にとっても

なかなか貴重な時の過ごし方でありました。

假屋さんは、対象物に対して、人物でも風景でも必ず現場で観察しデッサンなさるので

その時間の長さが対象物への愛と理解となって、

絵に深い味わいをもたらすのだと私は確信致しました。

それをご覧の皆さまもじっくり感じ取って下さったと思います。

絵のある部屋にいるのは心地よい、ということも感じて下さったなら嬉しいです。

 

さていつものことですが、なぜ日本人が絵を飾ることに躊躇するかということが 

絵画の展示をする際に話題になります。

ヨーロッパやアメリカなどでは、スーパーマーケットにも、

部屋に飾るポスターを売っているそうだし、

寝室やリビングの壁面を写真や絵画の額で飾ることは当たり前のようです。

しかし、元来日本の家は、もともと絵(掛け軸など)は床の間に飾り、

ふすま絵、欄間の彫刻など、アートは家そのものに付随していているものでした。

それに第一、部屋は可動するふすまや障子で区切られて、壁面というものが無いのですね。

しかし今都市部で家を立てる場合、洋風に建てることが当たり前になっていても

防火のために石膏ボードは釘が打てず(いろいろそのための金具はありますが)

絵を飾る環境は整っていません。

賃貸マンション住まいだと、壁には穴をあけることは出来ないというのは分かりますが、

新築されても壁は傷つけたくない、という方が多いと思います。

また、家はとても絵を飾る壁がない、という方が多く、まあ工夫次第ですが、

トイレをギャラリーにしている、という方もいらっしゃいました。

どこかではトイレに飾る絵展というのも聞いたことがあります。

私はトイレに飾ることは余り賛成しませんが、それでも絵を飾ることで

心地よいということが分かってくれたら嬉しい。

 

建築家やハウスメーカーの方に、新築の場合、

額縁補強の壁、ピクチャーレールの設置をお客さまにぜひ提案して欲しい、

とお願いしたいと思っています。

日本のアーチストとギャラリーは、そこから始めないといけないですね。

 

という私も、実はギャラリーで絵を買ったのは意外と最近のことです。

保立葉菜さんの版画を1枚。見る度に心が動きます。

 

長文になってしまったため続きは明日書きますね。

 

 

 

 

 

 

2018.10.31 Wednesday|-|by アトリエ木里


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

profile

selected entries

archives

links

search this site.

others