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12月は木里百貨展

12月7日〜15日は、木里百貨展。

アトリエ木里じは毎年12月におくりもの展を開催して来ましたが、

昨年は身に着けるものに限定した「まとうもの・かざるもの展」として開催しました。

好評でしたが、やはり、絵もうつわも、という声もあり、

今年はまとうもの、かざるものの他に、カリグラフィー小品、陶芸作品なども交えた展示にすることにしました。

それで、タイトルを思い切って「木里百貨展 kiri department store 」

にしちゃいました!

どうでしょう?

参加作家さんは

池嵜智子さん 布ブローチ、布バッグ、洋服。

飾屋しろがねさん 天然石とシルバーのアクセサリー。

筒井明さん 木製の美しい枠の鏡、貝のアクセサリー。

筒井美津子さん 軽くて暖かな草木染めショール。

中尾雅昭さん コーヒーサーバー、カップ、皿などの陶芸作品。

根岸香津代さん カリグラフィー小品。(聖句や賛美歌の一節と美しい絵の額装品)

はぐはぐソックス屋さん カラフルで楽しいソックスいろいろ。

丸山亜美さん 柔らかくて軽いフェルトのマフラー。

他には

マンマミーアのコンフィチュールも沢山発注しています。

リュッカ改め「タルトヤhashibami」さんの大好評フルーツケーキやクッキーボックスもあります。

ちょっとしたおくりものや年末のご挨拶にいかがでしょう?

どうぞお楽しみに!

 

2019.11.18 Monday|-|by アトリエ木里


鹿子木美個展、COLLAGE & shirts 無事終了しました。

鹿子木美さんの個展、無事終了しました。

終了してから1週間も経ってしまいました。ごめんなさい。
何年か前からずっと鹿子木さんの個展にお邪魔して、
いつもいつも新しいことにチャレンジしているのを知っていたので、
今回はどんな作品が来るのか私はとても楽しみにしていました。
ギャラリーの雰囲気に合わせた空間を作る作品を考えていらっしゃると言う
鹿子木さんの今回のアイデアは、コラージュによる絵画作品と
それをもとにプリントしたTシャツやポーチなどを展示し、販売するというものでした。


COLLAGE & shirts というタイトル、なんだろう、と思われた方も多いかと思いますが、
あのDMの絵はなかなかセンセーショナルでした。
絵なのに、さおり織りという美しく素朴な織物が貼付けてあり、 
手渡しした方からは、えー?これ素敵、面白い!という声も多く、
さすが文字の配置やバランスなど、デザインのセンス抜群のDMでしたよね。
鹿子木さんの持ち味である、空間のバランスと間のよさが、
どの絵にも感じられて、さすがだと思いました。
作家在廊日が後半に限られていたためと、雨の影響もあり、
前半はのんびりした日が続きましたが、
後半、在廊されている間はお客さまが切れることなくいらっしゃって、
充実の時間でした。
鹿子木さんの真面目で明るく親しみ易いお人柄と
いつも期待を裏切らない作品であることが周知されているので、
本当に多くの方がいらっしゃって、
期間中のアトリエ木里は、「ますますいいぞ、鹿子木!」みたいな雰囲気でした。

26日は鹿子木さんの誕生日のミニパーティが行なわれましたが、
さすが鹿子木美さん、私がお名前しか知らなくてお会いしたかった方々を含め、
素敵なアーティストが大勢集まって楽しい時間でした。


そして、会期中2回来て下さった方も4名。
最終日はおいしい木里の日。富士宮の手のひら廚人のお野菜も人気で、
最終日らしく最後までお客さ間がお見えになりました。


その間になんとライブペインティングもなさって、
Tシャツにアクリル絵の具で手際よく描かれて、見ていても楽しく、
またアトリエ木里の中に独特の空気が流れました。
良い時間でした。

元気いっぱい、アイデアいっぱいのみまさんから沢山エネルギーを頂いて、

また頑張ろうという気持になったのはきっと私だけではなく、
観に来て下さった方々の大半がそう思ったに違いありません。
また鹿子木さんのご提案で、この秋に襲った台風の被害に遭われた地域への義援金として、
売り上げの10%(作家さん5%、アトリエ木里5%)と募金箱に入れて下さった金額を
しかるべき所に寄付致します。
手のひら廚人のお野菜の売り上げもまた、同じように10%寄付致します。
ご協力ありがとうございました。
さて次は一ヶ月あとの12月7日〜15日。
アトリエ木里はまるで百貨店。どうぞお楽しみに。
2019.11.02 Saturday|-|by アトリエ木里


きょうは美さんの個展2日目。27日までです。

昨日より鹿子木美個展、COLLAGE & shirts 始まりました。

力作ぞろいのコラージュ作品と、それをもとにしたTシャツ、

来年のカレンダーと、その絵をもとに再構成されたデザインのTシャツが

行儀よく並んでいます。

Tシャツは可愛い!絵はカッコイイ。

美さんまた全開で頑張って下さったのがよくわかります。

他にも手描きのTシャツやリネンシャツ、ノートやバッジもちろんカレンダーも販売しています。

ぜひぜひご覧下さいね。お待ちしています。

2019.10.20 Sunday|-|by アトリエ木里


鹿子木美さんの個展[COLLAGE &shirts]まで一週間。

鹿子木美(かのこぎみま)さんとは、2017年のタンバリンギャラリーで初めてお会いしました。

その時の作品がとても緻密で素晴らしくて、大変印象に残っていました。

その後、アトリエ木里のTシャツ展や、猫展などに参加して頂きました。

大変バイタリティーのある方で、いつも全力で取り組んでいらっしゃいます。

2017年以来、美さんの東京での個展をずっと観て来ました。

タンバリンギャラリーでの緻密な年輪や植物の印象的なデッサンや着彩、

10月にはギャラリーまぁるさんでの味わい深い鉛筆デッサンの小品、

翌2018年の千駄木HOW HOUSEさんでのタロットカードの絵、

そして今年の4月にはカフェギャラリークオヴァディスさんでの「花と珈琲」。

美さんの追っかけのようにずっと見て来て感じたことは、

確実な達者なデッサン力と、デザインのセンスを兼ね備えた、すごい人だと。

 

アトリエ木里では、Tシャツ展にお誘いしたときはあまり時間が無かったのに、

手描きTシャツの他、スカートやパンツも作って下さって、あっというまに売れてしまいました。

それから、猫展の際は、大きな猫の絵を2枚コラージュで作って、

こちらもまた、同じ方に対で飾りたいとお買い上げ頂きました。

画力とデザインのセンスと共に、なにかマーケティングの才能もある方だな、との印象もあります。

 

さあ、楽しみです。今回の個展で美さんが何を見せて下さるのか。

どうぞ皆様もお楽しみに。

コラージュ作品と、それをもとにしたTシャツの他、グッズ類もいろいろ出品して下さるようです。

2020年のカレンダーも楽しみです。ぜひぜひ。

 

また、26日は午後4時くらいからミニパーティー、

27日最終日はおいしい木里の日もあります。

こちらもどうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

2019.10.12 Saturday|-|by アトリエ木里


「あなたのために謳う」終わって次は鹿子木美さん。

ペケさんの仲間たちというサブタイトルのとおり、 

ペケさんの良くご存知の作家さんが集まっての展示でした。

オープニングでは、表現のこと、その根底にあるもののこと、表現する環境のことなど

ものすごく深い話題で盛り上がりました。

戦争に反対するという環境があって、しかもゲルニカの画集に幼い頃から親しんで、

そのことが製作の根底にある、という山崎小枝子さんのお話を聞くと、

作品を見る目が変わって来ました。

愛知トリエンナーレのこと、

またアトリエ木里がちゃんと発信出来るギャラリーでありたいとの思いなど、

たっぷり時間をかけて、飲んだり食べたり喋ったり笑ったり。

作家さんたちが交流を深めたり、お客さまと作品に対する思いを共有するという

ギャラリーのグループ展ならではの、交流の場であったな、と思いました。

 

会期中のお客さまの数はあまり芳しくありませんでした。が

あたらしい出会いもあり、私ももう少し頑張ろう、と思いを新たにしました。

 ⬆ 展示が終わり搬出の準備が済んで在廊された京都の中村ヨウイチさんを交えて

いろいろお話をしました。

 

さて次は鹿子木美さんの個展。

10月19日〜27日。

久しぶりの個展です。

鹿子木さんは毎年個展を開催していて、ここのところずっと拝見していますが、

思うことは、いつも美(みま)さんはあたらしい、ということ。

美さんのいつもあたらしい感性と挑戦に感服です。

今回はコラージュの作品とそれをもとに作られたTシャツなどを展示販売します。

さてどんな展示になるのか、私も楽しみでなりません。

 

 

 

2019.09.24 Tuesday|-|by アトリエ木里


今日はついに最終日。

あなたのために謳う、ついに最終日です。

今回はまだまだ、良いもの、美しいもの、使い易いもの、カッコいいものなど素晴らしい作品が揃っています。

どうぞお出かけ下さい。

今日はしかも中村ヨウイチさん、ペケキムラさん、珈琲鳥子さん、村上多恵子さん在廊日です。

心よりお待ちしています。

 

山崎小枝子さんの渾身の作品。そして、可愛くておしゃれなバッグ。

 

ペケさんの油団(ゆとん)の作品。和紙に描いて張り重ねて作られたタブロー。

迫力です。

 

珈琲鳥子さんのど迫力だがペーソス溢れる絵は大好評。

 

村上多恵子さんの絵は今回も素晴らしい。酒井さんのうつわの部屋の壁面にぴったり。

 

中村ヨウイチさんとペケさんは波長がぴったり。

 

なぜかペケさんのバッグと甘い色合いの酒井泉さんのうつわが良く合う不思議。

2019.09.15 Sunday|-|by アトリエ木里


やっと秋めいて、あなたのために謳う、今日から後半です。

あなたのために謳う、今日から後半です。

熱さや台風で出足を留められていた方も是非お出かけ下さい。今日は良いお日和です。

参加作家さんの作品を少しずつご紹介させて頂きます。

 

まずは中村ヨウイチさん。

素材に対して様々な問いかけをして、素材の声を聞きつつ製作をされたことがよくわかります。

シルバー、真鍮どちらの作品も大変魅力的。是非アトリエ木里の鏡の前で実際身につけてお選び下さい。

 

 

 

ペケキムラさん。

なんという存在感!そしてこの色彩ののセンス。ペケさんならではのラフで暖かみのある

気軽なバッグ。是非お手に取って、肩にかけて鏡の前でお選び下さい。

 

 

村上多恵子さん。

タイトルは「一蓮托生」。猫を複数で飼っている方にはよくわかる光景ですね。

人もまた、こういう風でありたい、と思うこのごろ、、、。

 

「月がついて来る」村上さんの詩人の眼でみた景色。ロマンチックです。

 

珈琲鳥子さん。

鳥子さんの描くゾウはなんと美しくなんと悲しい。そして美しい眼をしている。

見ていると心がざわざわします。

 

「あの人たちの住む町」

賑やかな祭のような家々の景色。けれどもそこに滲むペーソス。

一期一会のあと、見つけたあの人たちの住む町と自分との距離感。

そんなことを感じつつ、眺めていました。一編の詩。

 

山崎小枝子さん。この方とはちゃんとお話をしたのは初めてでしたが、

オープニングパーティで語ってくれた、多感な時期に出会ったゲルニカの画集のこと、

反戦の思いがいつも根底にあるということが、作品を鑑賞するにあたり

とてもいいヒントになりました。迫力のタブローも、コケティッシュなありすちゃんも

ゆかいなひとびとというキャラクターも、みな山崎さんから生まれたもの。素晴らしいです。

 

酒井泉さんはすっかりアトリエ木里ではおなじみの作家さんになりました。

我が家にも湯のみや豆皿などが家族の一員のように存在しています。

手に取って見るとなんと収まりのいい湯のみや食器。

そして花器もまた美しく、花に寄り添っています。

手、料理、花など、彼女の作品に関わるものたちとの関係を

いつも考えていらっしゃるのがよくわかります。

 

どうぞアトリエ木里でホンモノに触ってみて下さい。

お待ちしています。

2019.09.12 Thursday|-|by アトリエ木里


「あなたのために謳う」参加作家紹介

上は珈琲鳥子さんの作品。昨年のペケバッグてんに来てくださって、

ペケさんとお話が弾むうちに、この企画展に参加されることになりました。

バイタリティあふれる鳥子さんの絵、アトリエ木里でじっくりご覧ください。

なお、珈琲鳥子さんの在廊日は、7、10、14、15です。
ぜひペケさん絶賛の画家、珈琲鳥子さんにお会いになってお話下さい。

 

上はご存知村上多恵子さんの作品。タイトルは「よろめく人生」
村上多恵子さんはアトリエ木里の最初の頃からお世話になっているアーティストの1人です。
諸事情で今年の2月、恒例の猫展を開催しなかったため、久しぶりの登場となってしまいました。
村上猫のファンの方申し訳ありません。
でも今回、すごくいい感じに進化した村上猫の絵をDM掲載用に送って下さいました。
独特の表情、猫を熟知した構図と表現。
ただならぬ猫愛の持ち主の村上さんですが、最近は愛犬家にも。
地域情報誌「我が街かわら版」の取材、編集、レイアウト、イラストを、

もう20年近く続けていらっしゃる仕事人でもあります。
どうぞお楽しみに。

 

陶芸家の酒井泉さん。酒井さんは池袋の明日館で行われたクラフト展で初めてお会いしました。

作品の持つ手触りや、マチエールが、油絵みたいだな、と思ったらやはり武蔵美の油絵のご出身でした。
食器も使いやすく料理にあいますが、花器もなかなか人気です。
アトリエ木里でもおくりもの展、小皿豆皿展、秋のかたち秋の音色など、

毎年なにかとお世話になっています。

この展示への参加のきっかけは、やはり昨年のペケバッグてん。

ペケさんのペケバッグてんに来てくださって忘年会でもご一緒したので、

ご多忙のなかお誘いしたら、ペケさんだからね、と参加OKしてくださいました。

ペケさんの神通力でしたね。

 


中村ヨウイチさん。
実は一度面識があるだけで直接お話しはしていませんが、ペケさん絶賛の作家さん。
けれどもメッセンジャーでは、かなり素敵な会話をしました。

なので、私も作品も、お人柄もセンスも絶賛しています。
DM用に送って下さったこの写真、絵としても素晴らしいですよね。作品を展示するのが楽しみです。

 


山崎小枝子さん。
山崎小枝子さんのペイントの服やバッグはとにかくすごいんです。度肝を抜かれる、

という感じなのに何という魅力でしょう。まさにアーティスト、ご本人にお会いしてもやはりアーティスト❣
かっこいい方です。

DMの写真のために他にも二つ送って下さったので、ご紹介しますね。

すごい迫力の絵がバッグや服に描かれていて、本当にすてきです。

 

最後はこの展示のサブタイトル、「ペケさんとなかまたち」のペケキムラさん。

いつも新しくて、次に何が出てくるかとても楽しみなペケさんのペケバッグ。

超ご多忙な方ですが、常に新しい作品のアイデアが溢れてくるエネルギーには

ただただ感嘆します。

 

「あなたのために謳う」は次の通り。

9月7日(土)〜15日(日)

土日   11時〜18時

月火木金 13時〜20時

水曜定休

 

アトリエ木里

 大田区田園調布本町2−10・1F

 

 

どうぞお楽しみに。

 

 

2019.09.04 Wednesday|-|by アトリエ木里


「あなたのために謳う」について


9月7日からのアトリエ木里の展示、

『あなたのために謳う』はペケさんと愉快な仲間たちのグループ展です。

ペケキムラさんとは、

以前個展を銀座まで観に行ってペケバッグを購入してからのお付き合いです。

それから、アトリエ木里で個展をして頂き、Tシャツ展にも参加して頂きました。

ペケさんと何度もお会いするうちに、

ペケさんの回りに多くの素敵な方が集う理由が分かりました。

相手をそのまま受け入れて、褒め、アドヴァイスされる。決して見捨てない。

それが役に立つかどうかはそれぞれの受け止め方による個人の問題だとは思いますが、

この時代、熱い心の人から意見を言ってもらえるというのは貴重な体験ではないかと思います。

 

前にボヘミアンラプソディーがブームだった頃、映画を観たペケさんは

物を作る人は絶対に観た方がいい、とおっしゃって、私も観に行きました。
ペケさんが何を言いたかったか、映画を観てよくわかりました。
お客様やギャラリーは、作家さんが良い作品を作り、それが評判だと、

またああいうのを作ってくれたらいいのに、と思ったり、

そのことを作家さんに要求しがちです。
けれどもそれが物を作る人にとっては大変な苦痛であることを、

あの映画の中で示唆していました。

決して妥協せず自分の音楽を作り続けるフレディ。進化し続けるクイーンの音楽。
ペケさんのペケバッグもずっと前に進んでいます。

進化し変化し続けるペケさんのペケバッグ。ふたつと同じものはない。

いつもいつも新しい。すごいです。

 

そのペケさんの個展の際に、アトリエ木里では個展ではもったいない、

グループ展をしよう、ということになり、その日のうちにタイトルも決まりました。

 

・・・あなたのために謳う・・・

 

これは?謳うという字はこれでいいのか?

自分で提案したのに、ものすごく悩んでしまいましたが、

そのタイトルが適切かどうかは、アトリエ木里で展示をご覧になってご判断下さい。

 

 

 

 

 

 

 

2019.08.28 Wednesday|-|by アトリエ木里


8月15日に思うこと

父が美術学校を出てから横濱シネマ商会というアニメーションの会社に就職したのは昭和16年。

父はその年の12月に召集されて終戦の年に復員した。

就職してわずか8カ月で召集されて、戦争のために志を捨てざるを得なかった。

日本のディスニーになるという意気込みで

「こがね丸」という、長編アニメーション映画を作るところだったが、

父が召集されたあとも軍からの依頼の仕事が増えて、

子供のための漫画映画を作るのは当然後回しになり、

ついに完成することは無かった。

もし、戦争が無くて「こがね丸」が完成していたら、

その後父はアニメの世界にずっといたかもしれない。

けれども戦争が無くて、ずっと軍国主義が続いていたら、

朝ドラのなっちゃん達みたいに自由に制作出来たかわからないし、

その後のジブリ映画みたいのものも誕生しなかったかもしれない。

また、復員した父と、疎開した母が郷里の熊本で出会っていないかもしれない。

それならもちろん私は存在していない。

昭和17年の文化映画という雑誌に、

横浜シネマ商会の製作中のアニメーション映画『こがね丸』の広告が出ていた
文化映画の記事には「大東亜戦争完遂と新文化映画会社への希望」とか、

他の広告には「大東亜戦争撃滅戦記」なと勇ましいものばかり。

その時代にこんなに暖かい映画が完成するはずもなかった。
この広告の中、作画者の名前の左端に父の名がある。

ちなみに隣の最上忠敬は、のちの「しょうぼうじどうしやじぷた」の作者、

山本忠敬さんで、父と美校の同期、新卒で一緒にこの会社に就職したのだ。

入社して一年も経たないうちに招集された父たちはさぞ無念であっただろう。
 


 

私たち世代(昭和20年代生まれ)のほとんどが、

戦争から生還した父親と、空襲にあっても無事生き延びた母親から生まれたと思う。
戦死した100万の若い兵士たちはほとんどが子孫を残すことができなかった。
ということに今更ながら気づいて、

この世に生まれ、生きていることが稀有なことだとつくづく思う。
そして戦後74年間も、日本人が誰も戦争で死なず殺さずにいられたのは、やはり9条があるから。
多くの犠牲があって必然的に生まれた戦争放棄というたからものを

簡単に手放してはならないと強く思う。

2019.08.16 Friday|-|by アトリエ木里



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